Aさんの体調変化の記録
接種前体温:36.5℃(4月下旬)
【接種当日】 体温:36.2℃
夜半接種部位に強い痛み
動悸あり、心房細動発症(投薬で治る)
倦怠感と腹部違和感
【接種後二日目】 体温:36.4℃
倦怠感・鼻水
腸の不快感あり(下痢なし)
風邪気味のような感じ
【接種後三日目】 体温:36.5℃
倦怠感、寒気が少しあり季節外れの鍋にする
終日ベッドに臥床して過ごす
【接種後四日目】 体温:36.3℃
体調不良の改善が見られる
腹部がやや心もとない感じあり
【接種後五日目】
ようやくほぼ普段の体調に戻る
*接種者9名中3名が、差はあるが類似の症状あり
*他は注射部位の痛みのみ(随伴症状の可能性あり)
【接種後八日目】
高校時代の左手首骨折した部分の痛みが接種後気になっていたが、この日になって左足の痛みが出たが軽い痛風発作だったと分かる
【コメント】
コロナ感染(COVID-19)の特徴のひとつにサイトカインストームという炎症因子放出症候群があります。
インターフェロン(IFN)、インターロイキン(IL)や腫瘍壊死化因子(TNF)等の放出による悪寒・倦怠感・発熱等の一連の非常に強い炎症反応の誘発連鎖です。
コロナワクチンもここまでではなくとも、こうした炎症因子を多少なりとも誘発させている可能性は大きいと思います。
ワクチン接種は推奨しますが、接種自体は、ご自身で決めることです。
ただ、上記の理由から、過去に血管内病変(脳梗塞、心筋梗塞、血栓塞栓症、血管炎など)の既往をもつ人は上記のことを踏まえて、事前に主治医と十分に相談して決めたほうがいいでしょう。
また、一回目の接種で予想外の体調不良(微熱・筋肉痛・倦怠感以外)など出現した人は、二回目は見合わせたほうが良いかもしれません。
一回接種のみで感染防御率80%ならば十分でしょう。
ワクチン接種は重要ですが、ご自身の体調の安心安全が最優先なのは、言うまでもありません。
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